洗剤の種類
最近ではドラッグストアやホームセンターでたくさんの洗剤が販売されています。
種類が多くなると、掃除の際に汚れを落としやすくなる反面、どれを使えば良いかがわからなくもなってしまいます。
特に一人暮らしの場合には、掃除する場所も回数も限られてきてしまうので、使い切れずに溜まっていくことも多いものです。
そこで、洗剤を使うにあたって、どれを選ぶのか厳選することが重要です。
ここでは洗剤の選び方とそのために必要な知識を紹介していきます。
洗剤選びに必要な知識
洗剤を選ぶにあたっては汚れの性質を知ることが重要です。
汚れの性質にあった洗剤を使わなければきちんと汚れが落ちません。
特に酸性とアルカリ性とを理解して洗剤を使い分けることで汚れの落ち方は格段に変わります。
例えば、洗濯物に用いる洗剤はその素材と汚れによって使う洗剤を変えることが重要です。
皮脂汚れは酸性であるためにアルカリ性の洗剤を使うと汚れが落ちやすいですし、おしゃれ着と言われるものは素材を傷めないためには中性洗剤を使うことが多いです。
最近では中性洗剤でも洗浄力が高いものが増えていますから、汚れによって使い分けなくても中性洗剤で一通りの汚れは落とすことができます。
もし衣類を洗うにあたって、あまり洗剤を持ちたくないと考える場合、基本的には中性洗剤を使うことが種類分けをする必要なく簡単です。
ただし、ワイシャツや洋服の皮脂汚れが気になるという場合にはつけおき洗いをしたり、襟袖のみ洗浄力の高い洗剤で洗ってから洗濯機に入れるだけでも違います。
形状を考える
昔は固形洗剤や粉末洗剤を使うのが一般的でしたが最近では液状洗剤も多く出てきています。
洗浄力の高さは粉末洗剤が高いですが、使い勝手は液状洗剤の方が良いです。
粉末洗剤はリーズナブルで洗浄力も高い反面、溶けにくいというのが問題としてあります。
特に冬場は水が冷たくなるので粉末が溶け残ってしまい洗濯をしたのに洗剤が残ってしまったり汚れがしっかりと落とせなかったりすることもあります。
そこで、お風呂の残り湯を使ったり、事前にお湯で溶かして入れたりということをすることが必要です。
液状石鹸はその点、そういった作業をすることなく一年を通していつでも洗濯が簡単にできます。
特に一人暮らしであれば、日頃から家事にあまり時間がかけられません。
すすぎ時間が短時間であるために水道代や電気代の節約にも効果的です。
新しいタイプとしてジェルボールタイプがあります。
これは小包装になっているために軽量の手間が省けますし洗浄力が高いのがメリットです。
しかしながら、置き場所を選ぶこと、コストがかかることを理解しておくことが必要です。