外食から自炊に切り替えるコツ

2種類のおかず

自炊をするのは簡単ではない

健康や節約のために自炊をすることは重要なことです。
自炊をした方が良いということは多くの人がわかっていることでもあります。
しかし、実際に毎日自炊をしようと思ってもそれは決して簡単なことではありません。

仕事や勉強が忙しくなるとなかなか思うように家事の時間を取ることができなくなってしまいます。
さらに疲れてしまうと体力的にも精神的にも家事をすることまで余裕が持てなくなってしまうことも多いです。

また、一人暮らしであれば自由気ままに生活をすることができるため、どうしても自分一人であるために怠けてしまうこともあります。
そうすると手軽に済ませることができる外食に偏りがちにもなるのです。
このような状態になってしまうとなかなか自炊の習慣を取り戻すことは大変になってきます。

そこで、ここではこれから自炊を増やしていきたいと思っている人にうまく自炊を始めるためのコツを紹介していきます。
できることから取り入れて是非自炊の頻度を上げていきましょう。

何もかもを完璧にしようとしない

自炊をするというのはただ調理をするだけではありません。
食材の買い物も必要ですし、調理したものや使った食器を洗うことも必要です。
そのため、今まで自炊をしていなかった人は自炊をしてみると思っている以上に大変であることに驚くことも少なくありません。

そこで、毎日完璧にしようとせずにできるところから始めることが重要です。
毎日ご飯を炊いて、その日食べるものを作って、お弁当を作ってという全てのことを完璧にすることは不可能です。
ですからご飯は時間のあるときにまとめて炊いておいて冷凍しておいたり、時間のあるときに調理をしておき温めるだけの状態にしておいたりということをするだけでも格段に自炊率を上げることができます。

今まで自炊をしていなかった人にとっては毎日自宅で食事をするということ自体が不慣れなことです。
そこで、まずは家にあるもので食事をするという習慣をつけることが重要なのです。

レトルト食品や冷凍食品、スーパーのお惣菜も積極的に利用しましょう。
ご飯とお味噌汁だけ作っておき、おかずだけ購入するのでも大幅に節約効果があります。

また最近ではミールキットと言って食材の下準備から必要な調味料までワンセットになった自炊キットが販売されています。

こちらを使うと簡単に調理ができますし、栄養バランスもとれる食事となるので自炊を始めたい人におすすめです。

難しいレシピを作ろうとしない

凝ったものを作っていると長続きしません。
そこで簡単に作ることができるもの、アレンジができるものを作ることを心がけることが自炊を長続きさせるコツです。

例えば、肉野菜炒めは一度にたくさんの食材を食べることができ、なおかつ一品で食べ応えのあるメニューです。
味付けを塩、ガラスープ、醤油、味噌と変えたり中に使う野菜を変えるだけで飽きることなく食べることができます。
多めに作っておけば、翌日焼きそばとして食べることもできます。

自炊したての時は基本の作り方を忠実に守ろうとしたり、名前のあるメニューを作ろうとしたりということにこだわりがちです。
しかし、大事なことは簡単にきちんと栄養が摂取できるメニューを作ることです。
あれこれ難しいことを考えず手軽にできて作り置きができたり翌日以降にアレンジしたりができるメニューを積極的に作ってみましょう。

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